デザインや素材に次いで重要となるのが、結婚指輪のフォルムです。
形状によって指の見え方やつけ心地が異なるので、結婚指輪を選ぶ際には、リングのフォルムにも注目しましょう。
自分に合ったアームの形状を選ぶことができれば、指のコンプレックスをカバーすることも可能です。
結婚指輪のフォルム
結婚指輪は、アームの種類によっても分けることができます。
それぞれの特徴を把握して、指を美しく見せる結婚指輪を選びましょう。
ストレート
アームの形が真っ直ぐなリングを「ストレート」と呼びます。
ストレートの特徴は、シンプルなデザインで他の指輪を重ねづけしやすいという点です。
華奢な指なら細身のストレート、指が太い・関節が目立つという人には、装飾の施されたストレートがおすすめです。
更に、スッキリとした印象を好む人は、リングの外側が角張った「平打ち」を、柔らかい印象を好む人は、リングの外側に丸みのある「甲丸」を選んでください。
Sライン
近年流行しているのが、ウェーブがかったアームが特徴的な「Sライン」です。
緩やかに波打つSラインは、指を華奢に見せてくれるだけでなく、細長く見せてくれます。
指が太い・短いといったコンプレックスがある人には、Sラインがおすすめです。
他の指輪とは重ねづけしにくいという欠点はありますが、ブライダルジュエリーの専門店では、婚約指輪と結婚指輪がセットで販売されています。
初めから重ねづけを想定しているなら、セットリングを購入するというのも一つの手です。
Vライン
最も指を細く長く見せてくれる効果が期待できるのが、「Vライン」です。
アームの中心部分がアルファベットのV字になっているため、見た人にスッキリとした印象を与えることができます。
角度のついたVラインであれば更にシャープな印象になりますが、柔らかい印象を持たせたければ、緩やかなVラインを選択すると良いでしょう。
ストレートとVラインの中間である「Uライン」なら、双方の特徴の良いところ取りができます。